1987年、熊本駅発着の特急「有明」を当時非電化だった豊肥本線水前寺駅まで延長運転する事になり、同区間において機関車(DE10)+電源車+電車(485系及び783系)の編成で運行が開始されました。水前寺行の列車では機関車が牽引、水前寺発の列車では機関車で推進するという他では見られない方式で運行が行われました。電源車は当初スハフ12が使用されましたが、1988年1月からヨ8000型車掌車を改造したヨ28000に変更されました。当初は白一色塗装でしたが、すぐに783系にイメージを揃えた白地に赤帯の姿に変更されています。
水前寺発着の「有明」は1994年で運行を一旦終了し、1999年の豊肥本線一部電化により電車の単独運転で復活しましたが、2011年3月の九州新幹線全線開通に伴い同区間での運行を終了しました。
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